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丹下左膳の愛刀「相模大進坊・濡れ燕」

材質:硬質砂型合金 柄巻き:純綿黒色捻巻 本鮫皮使用 金具:石目地4点金具

全長

重量

鞘を払った重さ

刃長

約 110cm

約 1,470g

約 1,150g

約 75.5cm

柄部長さ

鞘長さ

刃先

その他

約 27.5cm

約 82cm

薄刃仕上げ

 

丹下左膳
丹下左膳の剣術
丹下左膳は奥州中村六万石、相馬大膳亮の家臣です、流派は千葉周作門下とされていて千葉周作と言えば北辰一刀流の開祖です。しかしながら物語で右目と右腕を失った事でバランス感覚が失われている事は言う間でも無く鞘から刀を抜く事でさえ初めはおぼつかなかったであろうと考えられる。しかしながらそんなハンディキャップをも克服し、複数の侍を相手に一度に立ち回るその剣術は基本を知った上で初めて確立した完全なる我流剣術と言えます。鞘を腰で挟み込んで引く抜く低い体制から相手の下半身を打ち、勢いを付けて切り上げる事で袈裟斬りにきりかえ再び身を低くして切り抜くといった基礎からなる大技が視聴者を圧倒しました。
本来、相当重いと思われる「相模大進坊・濡れ燕」を利き腕では無いと思われる片腕で狙い道理に振りおろすのは影ながら相当の努力を積んだと考えられます。努力からなる奇剣、それこそが丹下左膳の剣術の真髄ではないでしょうか?

丹下左膳の愛刀

ちなみに、彼の持つ「相模大進坊・濡れ燕」は鎌倉時代に実在した刀匠がこしらえた物としています。
鎌倉期の相州刀匠、大進坊祐慶がうちあげた業物で、その大進坊です。当時の相州刀と言えば長寸で反りが浅く重ね薄く、身幅広く、切先延び、フクラの枯れた、豪壮な作柄。刃紋は焼き巾の最も広い流派で、大乱れ、皆焼等に賑やかな乱れ刃であったようです。

「時代劇マガジンNo.9」より