模造用とは
最初に刀剣類の定義は、銃刀法2条の2項に定義されている物を指します。
次に、模造刀刀剣類については、銃刀法22条の4項に記載してある通りです。
真剣は文化庁で刀匠資格を得た者が正規手法製造で作った刀であるのに対して模造刀は亜鉛合金などを用いて作られた刀身で出来ている物を指します。
外装(鞘など)は樹脂製や木製などがあり、使用した部品の種類によって価格に違いがあります。
真剣には「銃砲刀剣類登録証」が必要ですが、模造刀には何ら必要ありません。
ただし、両方とも、正当な利用なしで公共の場等での所持は禁止されています。
この商品は模造刀で、何方でもご購入頂ける商品で、祭事・演劇・装飾などに多く用いられています。
日本刀とは
雑学ですが、日本刀と呼ぶようになったのは明治以降のことです。
それ以前は打刀・糸巻太刀・腰刀などと呼ばれていました。
しかし、日本刀の名称は中国の宋の時代の詩人欧陽修の「日本刀歌」という題の詩があり、また、明時代の詩人・唐順之も「客あり我に贈る日本刀」で始まる詩を詠んでます。
日本刀と云う名称を用いた書物は、我国では新渡戸稲造の「武士道」(明治33年)が最初と思われます。
江戸末期の「一宵話」に日本刀の名称が使われていますが、前記の詩人の詩にあることを述べたものです。
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